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FAQ

PerfecTwin Standard Edition / ERP Editionについての、よくある質問と回答をまとめました。

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Standard Edition

  • 金融と公共機関の適用事例が多いのですが、特定の業種・業界・業態に特化したソリューションですか?

    • PerfecTwinは、汎用的な「現新比較テスト自動化ソリューション」で、製品の利用には、業種・業界・業態や、規模や利用期間も問いません。
      ただし、金融業界や公共機関では、大量のデータ検証、システムの安定化、テストの工数削減などが求められるため本製品の利用メリットが高く、製品特徴や自動化の観点から、利用実績が多くなっています。
  • どのような原理で、テスト検証やデータ比較を行うのでしょうか?

    • PerfecTwinは、AS-ISシステムの実トランザクション(ユーザーとシステム間で送受信されたデータ)を、TO-BEシステムのテストデータとして活用し、本番稼働以降の正常動作を事前検証するソリューションであり、本番稼働判定の意思決定を支援します。
      使用するトランザクションは、既存ITシステムのリクエストとレスポンスデータをキャプチャして使用します。
  • 外部機関との連携テストが、実際に接続されていなくても実施可能な理由を教えてください

    • PerfecTwinは、AS-ISシステムの実トランザクション(ユーザーとシステム間で送受信されたデータ)をテストデータとして活用し、TO-BEシステムの稼働前に、本番稼働後と同様のテスト(稼働シミュレーション)を行うこと実現します。
      外部連携テストもそれと同様に、対外トランザクション(AS-ISシステムと外部システム間で送受信されたデータ)を使用して、PerfecTwinが外部システムの役割として、TO-BEシステムとの間でのテストをサポートすることで、外部連携テストと同様の動作検証実現します。
  • テストシナリオが不要というのは、どういう意味ですか?回帰テストの場合でも同様ですか?

    • PerfecTwinは、AS-ISシステムの実トランザクション(ユーザーとシステム間で送受信されたデータ)をテストデータとして活用し、TO-BEシステムの稼働前に、本番稼働後と同様のテスト(稼働シミュレーション)を行うこと実現します。
      そのため人為的に作成したテストシナリオ / テストデータが不要となります。
  • マッピングとは何の機能ですか?どのような場合に必要ですか?

    • AS-ISシステムとTO-BEシステム間で、現新システムの処理プロセスを、自動テストの比較対象として紐づける作業です。状況により、1:1、1:N、N:1に対応可能で、現新システム間での仕様変更(機能の追加削除、機能/仕様の統廃合など)があった場合に使用します。
  • どのように性能検証を行いますか?また、従来の性能テストツールとの違いは何ですか?

    • AS-ISシステムとTO-BEシステム間で、同じトランザクションでのリクエスト/レスポンスタイムを比較することで、現新システム間の性能を比較します。また、同トランザクションにて最大4倍までの処理テストを行うことができ、過負荷状況のテストも可能です。
      既存製品との最大の違いは、事前に作成したテストシナリオ/データではなく、実トランザクションを活用した本番公開後のシミュレーションと、テストの機能を併せて備える部分です。
  • パケットキャプチャの代わりにログを利用して再現が可能と聞きましたが、どのようなログが必要ですか?

    • File形式またはDBに保存されている入出力トランザクションの電文ログが必要です。
      ※暗号化されている場合は、復号化が必要です
  • サポートするプロトコルは何ですか?

    • PerfecTwinは、以下のプロトコルに対応します。
      ・HTTP    WebアプリケーションのHTTP1.0以上
      ・TCP      固定長方式のTCP電文
      ・ATMI    Tuxedo、Tmaxクライアントプロトコル
  • インストールするためのサーバー等、必要な仕様を教えてください

    • PerfecTwinをサーバーにインストールする場合は、以下の仕様をご参照ください。
      ・Windows              Windows Server 2008、Windows 7以上
      ・Linux                    2.6.0以上
      ・UNIX(AIX)        5.3以上
      ・UNIX(HP-UX)  11iv3以上
      ・UNIX(SunOS)  10以上
  • テストに本番トランザクションを使用するにあたり、個人情報の扱いを教えてください

    • 実トランザクションの利用は、個人情報参照できないようにマスキングを行った上で、テストに使用します。個人情報処理そのものがテスト項目となる場合は、お客様のポリシーに従い作業を行います。
  • 導入費用はどれぐらいですか?また、料金体系を教えてください

    • 標準料金体系(トランザクションの数および期間)がございますが、お見積につきましては別途お問い合わせください。
  • 本製品の利用を検討する場合、どのタイミングでの検討が有効ですか?

    • PerfecTwinは、実取引データによる、本番稼働前に現新比較する自動検証ソリューションなので、TO-BEシステム開発段階の後半(システムテスト、受け入れテスト、運用テスト、並行稼働テスト)での外部連携テスト、性能テスト、負荷テスト、回帰テストなどでの適用が見込まれます。
      したがって、開発の計画時点、または開発スケジュール前半までに、本製品のPoC(Proof of Concept)および導入検討を行っていただくことを推奨いたします。



ERP Edition

  • PerfecTwinのStandard Editionと、ERP Editionの違いは何ですか?

    • Standard Editionは、汎用的に使用可能な、実トランザクションによる「現新比較」を特徴とするテスト自動化ソリューションです。 ERP Editionは、SAP ECCからSAP S/4 HANA(HANA to HANAを含む)へのマイグレーションに特化した、高速なテスト自動化ソリューションです。
  • プロジェクト工程のどの部分での利用が推奨されますか?

    • 主にシステムテストおよびユーザーテストの工程で利用されています。プロセスの整合性や網羅性を重視し、実トランザクションの大量データによるテストにおいて、高い効果を発揮します。
  • 単体テストでも使えますか?

    • SAP GUI版は、単体テストでもご利用いただけますが、特に効果を発揮するのはシステムテストやUATなど、繰り返しのテスト実行や大量データを扱う工程です。
  • マイグレーションだけでなく、運用保守フェーズでも使えますか?(機能追加する場合など)

    • 運用保守フェーズにもご利用いただけます。 修正箇所のテストだけでなく、既存部分のリグレッションテスト / 回帰テストにも利用できるためデグレード回避にも有効で、運用保守フェーズでの使用にも適しています。
  • 日本国内での導入事例はありますか?

    • 一般公開済の導入事例として、オタフクソース株式会社様の事例がございます。詳細はこちらです。
  • PerfecTwinの強みはなんですか? 標準的なテストソリューションとの違いは何ですか?

    • PerfecTwinの特長のひとつは「処理速度の速さ」です。 また、Web GUIを用いて、実トランザクションのデータを再現した大量データによる自動テストに強みを持っています。SAP GUIを介さずバックグラウンドでテストを実行できるため、テスト中でも端末の操作が可能です。さらに、エラーが発生しても処理が停止せず継続され、テスト完了後にエラーを一覧表示できるため、効率的なテスト運用が実現できます。
  • PerfecTwinを構築するためには、どのような環境が必要ですか?また、セキュリティ面ではどのような準備が必要ですか?

    • PerfecTwinは、エンドユーザーの社内ネットワーク内での利用を前提としています。 WindowsまたはLinuxのハードウェアリソースをご準備いただき、その上で環境構築を行います。 外部と接続しない構成のため、情報漏洩の懸念はありません。
  • 現行のECCと、新システムのS/4HANAで値が異なる場合(例:ECCではプラント「123」、S/4HANAではプラント「ABC」など)、値の変換は可能ですか?

    • はい、可能です。 ECCとS/4HANA間で値が異なる場合でも、変換ルールを設定することで、システム間での値のマッピングが可能です。
  • SAP GUI版とWeb GUI版の違いはなんですか?

    • SAP GUI版では、SAP GUIクライアントを介してフォアグラウンド処理によりテストを実行します。テスト実行時には、SAP GUIクライアント画面のキャプチャが可能です。 Web GUI版では、SAP GUIクライアントを使用せず、バックグラウンド処理によりテストを実行します。S/4HANAに直接テストデータを送信し、レスポンスを取得するため、大量データのテスト実行が可能です。
  • ライセンス体系はどのようになっていますか?

    • ライセンスは、「利用ユーザー数」と「契約期間」を基準とした体系となっています。 詳細については、お気軽にお問い合わせください。
  • ライセンス購入にあたっての最小利用ユーザー数および契約期間は?

    • ライセンスは、2ユーザー・3か月からご利用いただけます。 詳細については、お気軽にお問い合わせください。
  • ベンダーが製品を契約・使用する場合、複数のプロジェクトで利用することは可能ですか?

    • 複数プロジェクトでの利用は可能です。 ボリュームディスカウントもございますので、ぜひご相談ください。



Standard/ERP Edition

  • 本製品のPoC(Proof of Concept)またはトライアルを希望する場合、必要な手続きを教えてください